鳥のさえずりとともに目覚める朝

ぼんやりとした頭にしみわたるその声に

鶯の声も混ざるようになった

はっとして耳をすますと

鶯は

二度三度と繰り返し鳴く

その声が

とてもうれしそうで

春の訪れを告げる喜びに満ちているものだから

その喜びに耳を傾けたこちらも

ついついうれしくなる