その勢いは鳴りを潜め
なじみのある冷たい風が吹くような1日が訪れる
太陽が柔らかく輝き 花が咲き乱れ
にぎやかな鳥の声にしばし聞き惚れ
スプリングコートの軽やかさがうれしい
という日を存分に味わったあと
灰色の空 うっかり咲いちゃったなあとでもいうような花
身を寄せ合っている小鳥たち
少し重たいカーディガン
そんな日の訪れもある
行きつ戻りつ
行きつ戻りつ
心の中も
ふりこのように
行きつ戻りつ
いつか揺れがおさまって
ぴたりと定まるときが来たら
きっとこのふりこの振れ幅を懐かしむ
大いに揺れ動いたからこその
ぶれない点を手にしたら
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